2週間ぶりのご無沙汰でした。あっという間に3月も終わろうとしている。ここ2週間で世の中の景気マインドは大分改善し、株価も底値から20%ほど上昇している。3月末は大きな事件も無く迎えられそう。まずはよかったよかった。
住宅ローンの説明をする際に金利の先行きについて聞かれる。教科書通りに、景気が悪いと金利は下がる・円高だと金利は下がる・デフレだと金利は下がるといっている。今がまさに金利の下がる条件が見事にそろっている状態でしばらく金利は0%に近い水準を維持すると思われる。
金利はいろいろな要素で決まるが、私は物価が一番の要素だと思っている(古い考え方かな〜)。インフレのときは金利がインフレ率並に高くならないと、現金の実質価値が目減りする。逆にデフレのときはタンス預金(金利0%)でも現金の実質価値は上昇する。理屈では簡単に理解できるのだが現実にデフレで物の値段が下がっていても金利が0%だと現金が使った分だけ減ってしまうので消費行動としては慎重に成らざるを得ない(使うと一瞬だが貯めるのは時間がかかる)。
インフレターゲットという言葉を聞いたことがあるだろうか。昔は高インフレ状態を適正インフレ(目標成長率程度)にするための金融・財政政策を意味していたような気がするのだが、今やデフレ脱出のための金融・財政政策を意味する言葉になったようだ。今の日本で本当に2〜3%のインフレを起せる方法があるのであればぜひ実行してほしい(ただし巨額の財政赤字は困るんだがな〜)。
あなたはインフレとデフレどちらがいいと思いますか。私が子供のころは高度成長期からその転換時期位で目に見える形で物価が上がる状態を記憶している(アイスクリームや電車賃等)。値段が上がるから現金はすぐ使う(消費癖のせいかも・・・)。お年玉などのまとまったお金は定期預金(金利が高かったような気がする)。
今のように物が溢れていることは無かったけれど今日より明日はきっと良くなる、便利になると確信できた時代では無かったか。私はインフレで困った経験が無い。インフレは経済の活力になり成長の証となると思っている。インフレ万歳である。
一方デフレはどうか。成熟した社会に現われ易いかもしれないが、今日より明日のほうが売り上げが減る、利益や給料が減るかもしれない不確実の時代だろう。収入が減っても支出も減るのだから実質は変わらないかもしれないが、収入が減ること自体がテンションダウンにならないだろうか。
自分が生活するときに物価上昇・下落率を考慮した実質価値など意識しない。あくまで前より今の収入が増えたか減ったかの名目賃金で消費を考えるのが普通だろう。名目賃金が減れば消費を少なくする。物価下落率以上に消費を絞ればデフレスパイラルになっていく。
私はインフレが懐かしい。インフレになり資産価格が上がれば住宅ローンの元金が実質目減りしたのと同じではないか(家が高く売れて儲けがでる、サブプライムローンが流行った米国のようでしょ)。金利は当然高くなるが、インフレ率より金利が高い時代は過去あまり無い。1世代前の人たちはこうして財産を築いたのではないか。
時代が逆行することは無いけれどもインフレとデフレどちらがいいかと問われればインフレでしょう。また景気よく稼いで景気よく使うバブリーな時代が来ないかな〜と思う最近である。
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テーマ:資産運用 - ジャンル:株式・投資・マネー
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